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【特許紛争】任天堂とコロプラが和解【和解条件は非公開】

白猫温泉物語 ゲーム
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コロプラと任天堂が裁判で争っていた、白猫プロジェクトに関する特許侵害訴訟について、和解したことが、8月4日、分かった。
和解金33億円もの大金がコロプラから任天堂に支払われることになる。
これには今までの特許使用料ならびに将来の特許使用料が含まれると言う。
和解の詳細については和解金以外には公表されていない。
しかし、元々は白猫プロジェクトのサービス終了を求めて行われた訴訟であったのに、お金だけでの和解になったようだ。
任天堂はニンテンドーDS発売に合わせて取った「タッチパネルを使用したジョイスティックの動きをする特許」等が侵害されていると訴えていた。
ネット上には任天堂ファンが多いのか、それとも声が大きいだけなのか、任天堂を支持する声が目立った。
個人的には「スマホゲームそのものの危機」だと思っていたが、グーグルやアップルに目立った動きはなかったようだ。
アップルやグーグルは大会社として静観したのか、それとも島国日本に興味がなかったのか、気になるところではある。
ネット上での数少ないコロプラ寄りの意見としては、ノートパソコンに搭載されている「タッチパネルを使用したマウスの動きをする特許」の存在や、
大昔にソニエリのスマホに移植された「Doom」がタッチパネル操作であることなどが引き合いに出された。
ノートパソコンはニンテンドーDSよりはるかに昔に発売されているし、ソニエリのスマホで動くDoomも微妙にDSよりも先に発売されているようだ。
それと、コロプラの持つ「ぷにコン」の特許について勘違いしている人も多い。
ぷにコンの特許は、「画面にぷにっとした絵を表示する」ってだけの特許で、任天堂の特許とは一切関係がない。
ただのデザインの特許であり、操作系統をどうこうすると言う特許ではない。
また、私企業である任天堂を正義の味方のように祭り上げる声も多々ある。
その場合だと、初代プレイステーションの方向キーが、4ボタンを十字に配列した理由などが気になってしまう。
任天堂は十字キーの特許(正しくは、実用新案)を持っているそうだ。

初代プレステのコントローラー

個人的にこの訴訟で最も気になるのは、任天堂は正義の味方でも何でもない営利企業にすぎないのに、何故か盲目的に任天堂を持ち上げようとする人たち。
彼らの主張に反論するなら、任天堂は警察でも何でもない。
もしそうだと言うなら、グーグルやアップルの庭で管理者を気取ってることになってしまう。
純粋に任天堂が「(特許料を取れる)」と踏んだと解釈された方が、清々しくて好感が持てる。
また、これで、「(スマホゲームを潰せば、家庭用ゲームを盛り上げられる)」と解釈された方が営利企業として支持できる。
なんで、いちいち美化したがるんだ?w

キャラクターもののスポーツゲームが訴訟の原因となった可能性はあるのだろうか?
訴訟前にコロプラからリリースされていた白猫テニスである。
これまで、セガと任天堂は共同で、「マリオ&ソニック」としてオリンピックゲームを発売していたが、今回の東京オリンピックゲームのスマホ版はマリオ抜きのソニックだけで展開されるなど気になる動きもあった。
そして、先日、コロプラからは白猫ゴルフが発表された。
キャラクターもののスポーツゲームは気になるところだ。

訴訟中の動きと言えば位置情報ゲームも気になる。
任天堂と言えばナイアンテックとの提携作品「ポケモン・ゴー」が有名だ。
こちらは現在の位置情報ゲームの代表格の1つと言っても過言ではないだろう。
しかし、訴訟中、コロプラはスクエニと合同で位置情報ゲーム「ドラゴンクエスト・ウォーク」をリリースするなど、気になる動きもある。
ちなみに、コロプラは、元々は位置情報ゲームのパイオニア的な作品「コロニーな生活」の運営会社として創業した企業。
コロプラと言う社名は「コロニーな生活プラス」の略からきている。
話は変わるが、ファイナルファンタジーでブイブイ言わせ、プレイステーションの普及に大いに貢献したスクウェア。
当時のスクウェアは任天堂から良く思われていなかったようだ。
まあ、プレステで発売されたFFなどはCD-ROMならではのゲームであったので、セガサターンならまだしも64での発売はあり得なかったと思うのだが…。
そのスクウェアが経営難になったときにエニックスが拾うなど、エニックスは絶妙なバランス感覚を持った会社なのかもしれない。

一方、任天堂とコロプラの子会社の関係も見逃せない。
コロプラの子会社エイティングが任天堂の下請けでスイッチ版「ピクミン3デラックス」の移植をしている。
また、同じくコロプラの子会社のメイジスも任天堂の下請けでスイッチ版「ファミコン探偵倶楽部」の移植をしている。
裁判で争っていても、ゲーム会社の関係は切っても切れない関係だと言うことだろうか。

また、このタイミングで和解したのには理由があるのだろうか?
最近話題の東京オリンピックの開会式の入場行進曲に任天堂のゲームの楽曲は1曲も採用されなかった。
入場行進曲には全19曲のゲーム音楽が採用されているのに、任天堂の曲が1曲もないことには少なからず驚いた。
こちらもネットでは
「東京オリンピックがポケモンリーグになっちゃうから、ポケモンの曲が採用されなくて良かった」
などの意見が見られる。
これには、なんとなく、任天堂ファンの思考パターンが分かったような気がした。
一方、アンチ任天堂と思われる人の意見では、
「幼稚園の運動会じゃないんだから、任天堂の曲が使われないのは当然」
と言った意見もある。
これはこれで破壊力があって良いと思った。

また、和解から2日後の8月6日でメトロイドが35周年だそうである。

しかし、2019年1月25日にYouTubeにて発売延期が発表されたメトロイドプライム4が未だに発売されてないらしく、スッキリしない35周年になるようだ。

まあ、でも35周年の2日前に和解が発表できて良かったんじゃないでしょうか?
ところで、これ書こうかどうか迷ったんですが、僕もメトロイドは1作だけプレイしたことがあるんですよね。
それは、ゲームボーイのメトロイド2です。

この、「メトロイド、オモロイド」って言うキャッチコピーだけで買ったんですが、これが大失敗でしたねw
メトロイドは、RPGのようなアクションゲームで、ダンジョンの中をひたすら武器やらなんやら探しながら、ボスを倒して行くんですね。
真っ暗になるところとかあって、丸い吸盤になって壁に張り付いて、ころころ転がりながら隠し部屋を探して行ったりするんです。
隠し部屋には武器の弾があったり、ボスがいたりですね。
隠し部屋だけでなく、空中に武器がある場合もありますから、こう言うときは地面にも空中にもボムを置いて行って、丸くなってボムの爆風で上へ吹っ飛っとんで探索するんですねえ。
そしたら、運が良ければ武器が手に入ります。
空中に武器がなかったら、そのままダンジョンの天井に引っ付いて、また、ころころですねえ。
そんなことを繰り返しながら、ひたすら探索です。
探索が進み、フロア内の全てのボスを倒すと、地震みたいなんが起こって(地殻変動?)、新たなフロアに行けるようになります。
とても、1時間でクリアできるようなゲームじゃないですから、セーブポイントがあって、そこでセーブするわけです。
ダンジョン探索型アクションって言う僕にとっては未知のゲームでしたが、黙々と探索して、なんとかラスボスまで来れました。
しかし、ここで問題が発生したんですね。
ボスに効く武器を全弾命中させてもラスボスが倒せないんですねえ。
ラスボスに到達するまでに弾を拾い逃しすぎてるんですね。
それで仕方がないので買いましたよ、双葉社の攻略本w
それで1からやり直してようやくクリアできました。
エンディングのためだけに攻略本買ったようなものです。
それで、メトロイド2は友達に売りましたよ。
そしたら友達からクレームが来たんですね。
「メトロイド、おもろないど。金返せ」
って。
もちろん、無視しましたねw
これは無視するしかないです。
「(え? 面白くない?)」
同意ですよ、同意。
激しく同意w
しかし、返金には応じられないw
こう言う思い出ですねw

まあ、話を戻しまして、今回の裁判は単なる特許訴訟だった可能性が最も高いでしょうねえ。
しかし、訴訟のきっかけや和解条件がどのようなものか分かりませんが、コロプラにはぜひとも白猫ドリフトをリリースしてもらいたいものですね。
昔はセガから、ソニックドリフトやソニックレーシング、ハドソンからもボンバーマンレーシングが発売されましたもんね。
白猫テニス、白猫ゴルフに続く、白猫プロジェクトのスピンオフ第3弾のスポーツゲームとして白猫ドリフトのリリースに期待してます。

ソニックドリフト2のCMが欲しかったけど消されたようですね。
あと、余談ですけど、セガってスイッチの商標登録していたら、任天堂はスイッチの名前を変えないと発売できなかったんですね。

では…

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