スパリゾート雄琴“あがりゃんせ” と、おごと温泉の周辺施設

あがりゃんせ1 日帰り温泉
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本日は青春18切符が手に入ったので、日帰り温泉を楽しみたいと思う。
早く行かないと台風21号がヤバい。
行き先を考えてみる。
京奈和自動車道、名阪国道などは和歌山県民にとっては無料高速なため、JR和歌山線沿線や、奈良、三重の方面はお得感が見えてこない。
一方、東海道本線の新快速はすこぶる速いため、新快速を利用して遠くの温泉地に行ってみたい。
うむ、JR湖西線に「おごと温泉駅」(滋賀県大津市)と言うのがある。
「おごと温泉駅」には新快速は停車しないが、隣の「比叡山坂本駅」には停車する。
(雄琴温泉街は「おごと温泉駅」と「比叡山坂本駅」の間にあります)
ここは風俗街が発展しすぎたことでも有名な温泉地だが、新快速には変えられない。
それに、ここなら青春18切符の実力を発揮できそうだ。

でで、大阪駅で昼飯を食って、新快速で京都へ。
京都駅から湖西線の普通電車に乗り換えます。
(湖西線に入る新快速電車は1時間に1本です)
目的地は「おごと温泉 湯元舘」。
湯元舘のホームページによると「おごと温泉駅」もしくは「比叡山坂本駅」には電話1本で送迎バスを出してくれるようだ。
どちらの駅で下りるかは悩んだが、ここは写真優先で「おごと温泉駅」を選択。
で、写真をパチリパチリ。

こっちが駅の裏側。

おごと温泉駅裏

でで、湯元舘に電話。
すると、
「ええ、送迎バスは宿泊客にしか出しませんよ。
日帰り温泉の方はタクシーで来て下さい」
ふざけた話である。
ホームページには「日帰り客不可」とは書かれてなかったぞ。
ででで、タクシーに乗車。
タクシーの運ちゃんが良い人で話がはずむ。
「日帰り温泉だったら送迎不可なんてケチ臭いこと言う湯元舘なんておやめなせえ。
湯元舘の向かいに日帰り温泉施設がありましてね、そこが人気なんです。
まあ、スーパー銭湯ってことで、ちょっとイメージが悪いんですが、れっきとした温泉ですし、日帰り客にも送迎バス出してますよ。
天下一品の社長がやってまして「あがりゃんせ」って言うんです。
風呂も何種類もありますし、そっちの方が良いですよ」
興味深い話である。
地元の人の話は真摯に聞く必要がある。
「おごと温泉駅」からだと、「あがりゃんせ」は道の左側になるのに対し、湯元舘は右側になる。
運ちゃんに
「あがりゃんせで良い」
と言って、あがりゃんせで降ろしてもらった。

あがりゃんせ1
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でもまあ、湯元舘の写真ぐらい撮っとかんとと思い、道を渡って湯元舘へ。
なんだか、歴史を感じる建物である。

道を渡る際、後ろからついてきたジジイが湯元舘の前でわざとらしくタバコを吸い始めたので、適当に切り上げて「あがりゃんせ」へ。
「あがりゃんせ」は日帰り温泉施設とのことだが、すぐ隣には宿泊施設「ことゆう」が…。

この関係、箕面温泉スパーガーデンと箕面観光ホテルと同じパターンか。
大衆演劇の「あがりゃんせ劇場」もやっている。

あがりゃんせ2

あがりゃんせ劇場に寄ってるヒマはないので、大浴場へ。

大浴場には泉質の違う第一天然源泉「美肌の湯」と第二天然源泉「大湖の復活」から引かれている。
第一源泉は弱アルカリ性単純温泉で、第二源泉はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉となっている。
第二源泉メインに入り、締めに第一源泉に入ることに決めた。
ここで豆知識なのだが、海水は海にあるから海水なのであって、地中から湧き出れば温泉(ナトリウム-塩化物泉など)に分類される。
そのため、海の近くで井戸を掘ると温泉が湧きやすい。
この「あがりゃんせ」も滋賀県大津市内にあって、びわ湖のすぐ隣にある。
びわ湖の水は京都や大阪などでも水道水に利用されている。
本当にびわ湖の水は大切に守っていかなければならないと思った。
この第二源泉の「大湖の復活」ではないけれど、
「今、ここは内陸だけど、大昔の恐竜時代には海だった
地中には当時の海水が眠ってんねん(ナトリウム-塩化物泉?)」
とかだと効能もご利益もありそうだし、かっこいい。
なんかそう言うのを思い出してしまった。
入浴は例によって、第二源泉「大湖の復活」のツボ湯を中心に入り、第一源泉の「回遊風呂(ジェットマッサージ)」で締めさせてもらった。

帰りは無料送迎バスを利用させていただき、新快速の停まる比叡山坂本駅へ。
バスの時刻表が絶妙で、ほどなく新快速が到着。
比叡山坂本駅で座席を確保して、大阪まで座ることに成功しました。
昔は和歌山県内も阪和線-きのくに線の直通電車が多く走っていたけど、今では朝のごく一部のみ。
昔のことが思い出されます。
では

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