今回はいきなり心の声から書かせてもらう。
「(恵那峡国際ホテル、最高やなあ。天国かよ)」
では、湯快リゾート 恵那峡国際ホテル、スタートです。
1月の湯快リゾートは、正直、プレミアム化したホテル千畳に行くつもりでした。
しかし、湯快リゾートのメールマガジン「湯快な旅マガジン」に1月の湯快バス無料キャンペーンが載ってました。
いつもはメールボックスの中に埋もれてしまいがちですが、今回はよく発見しました。
恵那峡国際ホテルがキャンペーンの対象館になっていました。
「(こりゃ、いつでも車で行ける千畳をやめて、恵那峡に行くしかないなあ)」
と思い、プレミアム千畳を後回しにし、恵那峡国際ホテルに行くことにしました。
でで、恵那峡国際ホテルの朝は遅い。
京都から湯快リゾート 往復直行バスへ乗る際は、9時5分集合、9時20分出発が多かった。
ただ今回の恵那峡国際ホテルは、10時5分集合、10時20分出発である。
今回はいつもより1時間長く寝れるぞおおおおw
と言うわけである。
で、おっはー。
無事に電車を乗り継いで、京都駅までやって来ました。
何回か書いてますが、新大阪から湯快バスに乗らずに京都から乗るのは、バスよりも新快速の方が圧倒的に速いからです。
京都の方が睡眠時間が長く取れます。
で、定刻にバスが到着し出発。
目指すは恵那峡国際ホテルです。
しかし、22日深夜0時ごろ、事故が起きていました。
報道をまとめると、東名阪自動車道(上り線)鈴鹿インター付近で大型のタンクローリーが車線左側の法面に乗り上げ、横転。
テトラメチルアンモニウムと言う有毒な液体を19トン積んでいたため、専門家が到着するまで撤去できずに、渋滞が発生していました。
渋滞が解消してから撤去すると言うことでしたが、結局のところ慎重に慎重を期すと言うことで、事故から約15時間半後の午後3時半ごろから、東名阪自動車道を通行止めにして撤去したようです。
東名阪自動車道は名阪国道のみならず未開通区間のある新名神高速道路からも車両が流入してくる重要路線。
そのため、いくら平日と言えども、車線規制がされた状態では渋滞の解消は無理だった可能性があります。
東名阪自動車道が通行止めになると言うことは、名神高速以外に名阪間をつなぐ高速はないことになります。
で、午後10時ごろに撤去が完了し通行止めは解消されました。
結局、名阪間の交通を22時間もの長時間にわたりマヒさせたことになります。
そこで、今回の湯快バス。
名神高速道路を通りますが、東名阪が事故渋滞しているため、新名神からの迂回車によりこちらも渋滞しております。
運転手さんも当初は
「養老サービスエリアまで行っちゃうよおおお」
ってな感じでしたが、
「多賀だ。多賀サービスエリアに変更だ。渋滞前にクソして来い。
休憩時間は長くは取れないからステーキは食うな」
とのことです。(ほぼ大ウソ)
下りてみて分かったことですが、多賀サービスエリア(上り線)には「いきなりステーキ」と言うテナントが入っていました。
まあ、
「休憩時間を考えてね」
と言うことなようです。
でで、僕はフードコートで親子丼を食べようと思いましたが、食券機で該当のボタンを見つけられない。
もたもたしてられないので、税込み850円の「海鮮天丼」に変更。
天丼を食べた後はトイレをすましてバスに戻りました。
多賀サービスエリアを出た湯快バスは運転手の言うように渋滞に巻き込まれました。
電車内でも、ここまでバス内でもやってきましたが、居眠りをぶっこみます。
バス内ではiPhoneで音楽聞きながらですけどね。
かなりの時間が経過した後、ようやくバスがまともに走り出しました。
渋滞を抜け出したようです。
渋滞を抜けた湯快バスは小牧ジャンクションまで直進。
小牧ジャンクションから中央自動車道に乗り換えます。
そして、屏風山パーキングエリアで2回目の休憩を取ります。
この屏風山パーキングエリアでの休憩は本当にトイレ休憩。
トイレをすましてすぐに出発です。
屏風山パーキングエリアから目的地まではあと少しです。
中央自動車道を恵那インターまで走って来た湯快バスはここで高速を下ります。
恵那峡とか言っているので恵那市のはずれにあるのかと思いきや、恵那インターから驚くほど近いです。
バスから恵那ラヂウム温泉館と言う穏やかではない名称の建物を横目に見たかと思うと、しばらくして湯快リゾート 恵那峡国際ホテルに到着です。
また後でも触れますが、恵那峡国際ホテルの温泉は、恵那峡湯元温泉 クリスタルの湯。
カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉です。
放射能泉(ラドン泉)ではないと言うことです。
突然ですが、関係のない話をします。
ゴジラは放射能により生まれた怪獣ですけど、ゴジラの世界にはラドンって怪獣もいるんですね。
そのままって感じで笑えますね。
後、環境破壊怪獣のヘドラって言うのもいるんですよね。
ゴジラが泥にまみれながら戦ったようです。
ヘドラは別の意味で戦いたくはない相手ですね。
でで、恵那峡国際ホテルに到着しました。
入口が5階にあるため思いのほか玄関からの見た目は悪いです。
駐車場の案内です。
こちらは東館前の入り口。
東館の入り口は閉鎖されていました。
本館から入れと言うことのようです。
回転展望レストラン「シルバーレイク」と書かれてますが、営業はしていないようです。
展望休憩所があるだけでした。
回転もしないのでしょうね。
昔は知りませんけど…。
ちなみに館内図です。
で、今回僕がとったのは和洋室(1~2名)。
禁煙室ではありません。
しかし、この和洋室と言うのは、よくランクアップルームに見られる名称。
標準料金で泊まれる和洋室には大変興味がありました。
で、こちらが和洋室です。
玄関が広く、その奥には和室があります。
トイレや洗面台も玄関にあります。
さらに和室の奥には寝室の洋室があります。
これで通常料金。
設計としてはランクアップルームの設計ではないでしょうか?
ただ、直上階はバイキング会場となっています。
そのため、通常料金なのでしょうか?
まあ、私はランクアップルームに泊まったことがないのですが、ランクアップルームな設計だと思います。
メール会員だと1,000円アップでランクアップルームに泊まれるので、ランクアップルームも悪くなさそうですね。
今回のバイキングは18時からのみの1部制。
今まででは最低でも2部はありましたが、1部制は初めてです。
そのため、終了時間について問い合わせてみました。
すると、
「(午後)8時30分までは食事の補充をします。
8時30分を過ぎると、補充されない食材が出てきます。
終了時間は9時です」
とのことでした。
通常のバイキングとほぼ変わらない印象ですね。
要は8時半までに食べ終われば良いのです。
ホテルに着いてからはまず無料カラオケの予約、そして確保。
カラオケまでの時間は、部屋や外観の写真、さらに恵那峡遊覧船乗り場などの写真撮影。
外観や部屋の写真はすでに掲載しましたので、恵那峡遊覧船乗り場の写真をペタリ。
写真からも分かる通り恵那峡は工事中でした。
恵那峡国際ホテルの次は今度こそホテル千畳に泊まるべきと言う神のお告げが…w
裏から見た方がカッコ良いです?
写真撮影も終わり、ホテルに戻って来ましたよ。
次は無料カラオケです。
お隣のご老人グループが時間を無視してカラオケを占拠している様子。
このふてぶてしいまでの老人パワー、さすがです。
カラオケが終われば温泉です。
恵那峡湯元温泉 クリスタルの湯です。
顔を洗っただけで分かります。
かなりの「にがり塩」です。
泉質はカルシウム‐ナトリウム・塩化物温泉。
カルシウムと塩と温度の温泉です。
かなり濃いです。
荒れた肌に塩を塗り込まれているかのようですw
しかし、この濃い温泉は良いです。
ファンになりそうです。
まあ、僕は良いですけどラドン泉に入りたい方は、前述の恵那ラヂウム温泉館に歩いて行けば良いのではないでしょうか?
2種類の温泉を楽しめる温泉地ですね。
温泉が終われば夕食バイキング。
今回は食材の名前をメモるのを忘れましたw
取り合えず、肉です。
肉だ。肉を食え。
野菜なんてしらけるものは後にしろ。
しかし、計画的にフローズン・マンゴーを溶かしますw
肉の次は鍋うどんでも食え。
ただし、マンゴーの溶かしは忘れるな。
って、鍋うどんがなかなか沸騰しません。
具が多すぎて火力が足らないようです。
その間に、下呂温泉街で見つけた「鶏ちゃん」を恵那峡のバイキング会場でも見つけました。
鶏ちゃん食います。
ここのぜんざいは紅白ですね。
ぜんざい食べます。
鍋うどんの量が多すぎて、本当に沸騰しません。
湯気も上がってることから気にせず食べることにしました。
この量だと、どうしても沸騰させたければ、秘技「固形燃料二段重ねの術」(通称:ダブルエンジン)しかなさそうですね。
その場合、上段の銀紙は外すのがセオリーです。
銀紙が焦げちゃいますからねえ。
ただし、自己責任でお願いします。
夕食後にメール会員特典の有料時間1時間無料のカラオケもすませ、少し早めの就寝をすることにしました。
湯快リゾートでは、夜更かししないのが最近のマイブームです。
すると、案の定、午前2時過ぎに目が覚めました。
ビンゴです。
ちょうど、温泉の深夜清掃が終わった時間です。
温泉に行きます。
西館地下にある温泉に向かうために、本館と西館の連絡通路を通ります。
すると、深夜だと言うのに恵那峡の対岸にある恵那峡ワンダーランドがライトアップされてます。
時間的に不思議な感じもしましたが、幻想的で良いですな。
(この時の恵那峡ワンダーランドは冬季休業中でした)
日も明け、朝食バイキングもすませ、後は帰りのバスを待つばかり…。
帰りのバスまでの時間は久しぶりにスーパーファミコンで時間を潰すことにしました。
ファイヤーエムブレムを少しやりましたが、面白さがいまいちわかりませんでした。
セガのシャイニング・フォース2の方が全然良いじゃないですか?
シャイニング・フォースはあの無意味な派手さ、演出がたまらないです。
そこで、超魔界村をしました。
これ、覚えゲーですな。
1面から処理落ちしまくるw
スーパーファミコンの処理能力の低さがもろ出ですなw
ところで、セガのソニックと言うゲームについては、生まれがいろいろ言われてます。
「マリオの対抗ソフトとして生まれた」
だの
「アメリカ用に開発された」
だの。
これ、どちらもウソだと僕は思っています。
ソニック2と3はアメリカで開発されましたが、1は日本で作られています。
さらにソニックについてはこんな話があります。
カプコンの「大魔界村」と言うゲームの影響を大きく受けていると言う話です。
大魔界村の地面は基本的にデコボコしていたり坂になっています。
建物内など以外は水平なところの方が少ないです。
これが全ての始まりです。
これまでのアクションゲームは地面が水平だったり、水平な地面にブロックが置かれただけのような地形がほとんどでした。
しかし、大魔界村ではそのような場所の方が逆にレアです。
こと屋外のステージに関しては激レアです。
そこでセガの開発者は思いました。
水平な地面じゃないアクションゲームを自分も作ってみたい、と。
それで生まれたのがメガドライブ版「大魔界村」ですw
これで、技術的に自分でも水平じゃないアクションゲームは作れる、との感触を得ました。
その次に水平じゃない地面について考えました。
どのような地面が一番水平じゃないのか、と。
そこで考え出されたのが、ジェットコースターのように1回転する地面です。
この1回転する地面はソニックを象徴する地面となっています。
こうしてソニックは生まれたのです。
そうすると、この開発者、セガのアメリカ子会社から声がかかりました。
「君の作ったソニックがすごくヒットしている。
アメリカに来てどれだけヒットしてるか見てみないか?」と。
彼はこれをチャンスだととらえアメリカに行きます。
今はどうか知りませんが、当時ですと1本ゲームを作り上げた後は長期休暇を取れることもあったでしょう。
ですから、いつまでアメリカにいるつもりだったのかは知りませんが、そこでセガ本社から出されたミッションを受け取ります。
ソニック2の制作です。
しかし彼にとって、アメリカ人だらけの職場で自分だけ日本人として参加して作るソニック2はなかなか苦しいものでした。
そこで日本からスタッフを呼んで、日米ほぼ半々の人数で作ったのがソニック3です。
さらにさらに、ソニック3は米マクドナルドとのコラボにより発売日が決まってしまっていました(米ハッピーセットの景品がソニック)。
しかし、ソニック3はこのコラボに間に合わあいことが確定してしまいました。
ソニック3はメガドライブ版バーチャレーシングに搭載されるSVP(セガ・バーチャ・プロセッサー)を搭載し、3D化する予定でした。
「ソニック3の3は3Dの3だ」
と、開発チーム内ではよく言っていたそうです。
しかし、セガ・バーチャ・プロセッサーの開発スケジュールはメガドライブ版バーチャレーシングを意識したものであり、相乗りして来たソニック3や、はては米ハッピーセットの日程まで面倒見切れなかったのでしょう。
そのため、セガ・バーチャ・プロセッサーは、ソニック3の発売予定日までに完成できないことが確定しました。
そのため、今まで作っていたソニック3をいったん中断し、コラボに間に合うソニック3を新たに作り完成させたのがソニック3です。
こちらも開発期間の短さからステージ数が少なくなり、後半ステージを「ソニック&ナックルズ」と言う別タイトルで発売し、ソニック3を補完しました。
しかし、ソニック&ナックルズがソニック3と別タイトルとして発売されたことは、結果的に大正解だっと思います。
このソニック&ナックルズに採用されたロックオン・システムは最高でしたw
(ちなみに日本ではソニック3の発売は急がない予定でしたが、アメリカ版のソニック3が輸入されて来たため、セガとしてもしゃーなしで、アメリカ版と同内容のソニック3を発売しました)
中断した方のソニック3はアメリカでは「ソニック3Dブラスト」、日本ではメガドライブ版の発売はなく、ドリームキャスト発売直前になってようやくセガサターンで「ソニック3Dフリッキー・アイランド」と言う奇妙な名前で発売しました。
元々、ソニック2は2人同時プレイ(と、さらなるスピード感)、ソニック3はソニック3Dと言う開発目標があったようです。
そんな彼も現在はセガを退社し、スクウェア・エニックスにて第2の人生を歩み始めています。
彼はセガ時代にRPGのファンタシースターやそのオンライン版「ファンタシースター・オンライン」に関わっています。
セガ社内では部長(あるいは一時分社されたソニックチーム株式会社の社長)止まりだったようですね。
役員にはなれなかったようです。
スクウェア・エニックスでの活躍に期待します。
で、感慨にふけりながら、超魔界村をプレイさせていただきました。
「この短剣、伸びるけど、伸びたところに当たり判定はないのか」
とか、
「このボーガン一見有能に見えて、実はそれほどでもないのじゃないか」
うんぬん。
超魔界村がはかどります。
帰りの湯快バスが到着しました。
バスに乗り、恵那峡国際ホテルを去ります。
その時、ふと駐車場を見たのですが、タンクローリー用のスペースを確保しているように見えました。
ひょっとしたら、ここ源泉を売ってる?w
恵那峡温泉の人気は知りませんが、これだけ濃い温泉だと売れるような気がします。
売ってるかどうかは知りませんけど…。
帰りは恵那インターより中央自動車道に入り、名神高速道路・黒丸パーキングエリアにて休憩。
その後は名神高速道路をひた走り、京都南インターよりいったん高速を下ります。
その後、すぐに城南宮北インターより阪神高速・京都線に乗ります。
そして、乗ったかと思えばまたすぐに鴨川西インターで高速を下り京都駅を目指します。
京都での渋滞を避けるリッチルートのようです。
京都駅への到着予定時間は午後5時。
下道は渋滞が予想されますね。
おかげで、ほぼ遅れることなく京都駅に到着しました。
行きは遅めの集合時間で、帰りは早めの解散。
素晴らしい日程です。
実に楽しい旅行でした。
では…