今日は海南市の「きのくに温泉」に行こうと思い、行って来ました。
海南市は、和歌山市の南側に隣接する市で、関西電力の海南発電所や新日鉄住金の和歌山製鉄所(海南地区)、エネオスのグループ会社の和歌山石油精製の製油所など工場が多く立地している工業都市である。
新日鉄住金は、2019年4月から、日本製鉄に社名変更するそうである。
和歌山製鉄所は、元々は住友金属の主力製鉄所であり、社名から住金の文字が消えるのは残念な話である。
話は戻り、海南市は海のすぐ近くに市街地が形成されており、湾の形状などから、南海トラフの大地震では甚大な被害が懸念されている地域でもある。
そんな海南市の中心市街地にあるのが「きのくに温泉」である。
「きのくに温泉」は老人ホーム「ウェルネス・コート海南」内に設置された温泉施設である。
ウェルネス・コート海南は全82戸(個室もしくは2人部屋)を誇る老人ホームではあるが、温泉はさほど広くはない。
ただし、老人ホーム内の温泉と言うこともあり、一般客はかなり少ないようである。
老人ホーム利用者向けの温泉と言う色合いが強い。
今回、僕が入浴したのは「黒牛潟の湯」であったが、「藤白の湯」も大差ないようである。
泉質は「含鉄-ナトリウム-塩化物強塩温泉」となっている。
泉質が示す通り、湯船の端の方には鉄分が貯まっているのが見えた。
浴場には強力なジャグジー風呂もあるため、こちらは鉄分を落とすのに良さそうである。
ちなみに鉄分を含む温泉はお隣の和歌山市には何ヶ所かあり、花山温泉、本町温泉(閉鎖)、紀三井寺温泉(紀三井寺はやし)等がある。
入浴後にカラオケをしようと思い、海南市のカラオケBOXを訪ねた。
どうやら、老人ホーム内にもカラオケはあったようだが、一般客は利用できるかどうか分からないし、またナイト仕様だとすればアニメソングがほとんど入っていないため、カラオケBOXにしたのは正解である。
で、カラオケBOXに到着したのだが、どうやらソフトドリンクコーナー(ドリンクバー)はないようで、1ドリンク制だそうだ。
これを聞き、
「(ああ、ドリンクバーがない代わりにソフトドリンクを1杯サービスしてくれるのか)」
と思ったが、帰りに料金を提示されてビックリ。
鬼高なのでる。
どうやら、
「(ドリンクバーもないし、ソフトドリンクを1杯有料で注文するのも必須なんだからね)」
と言うかなりお高いカラオケBOXだったようだ。
カラオケの音量もかなり小さめで、自分の声もあまり聞こえない状態だった。
しかし、
「(電気代を安く抑える技なのだろう)」
と思い、音量は触らなかった。
こんなことなら、音量ぐらい触れば良かったと思い、家路についた。
では