湯快リゾート 南紀白浜温泉 白浜御苑

白浜御苑1 湯快リゾート
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6月、日本には梅雨と言う特別な季節が訪れる。
この季節は雨が多くジメジメする。
ジューンブライドとも言うが、あれはヨーロッパの言葉だ。
ヨーロッパでも6月にジメジメしていたらジューンブライドなんて言葉はなかったろう。
5月も暮れに差し掛かったころ、知人から素晴らしい情報が寄せられた。
今日と明日は大江戸温泉物語の箕面観光ホテルの和室(禁煙)にお1人様でも格安で泊まれると言うのだ。
実はこの温泉ブログ、湯快リゾート・白浜彩朝楽から始まり、湯快リゾートばかり泊まっているが、別にはじめから湯快リゾートを狙い撃ちにしていたわけではない。
関西住みの方なら大昔にやっていたCMで

♪箕面温泉スパーガーデン♪

と言うフレーズを聞いたことがあるだろう。
そう、当初は大江戸温泉物語の箕面観光ホテルと箕面温泉スパーガーデンに行きたかったのだ。
しかし、大江戸温泉物語はお1人様にはなかなか厳しい。
お1人様に安い料金で宿泊させてくれるほど、甘いグループではないのだ。
そこに救世主として現れたのが湯快リゾートである。
湯快リゾートはお1人様でも差別しない良いグループだ。
そして、


1泊2食つき 真心つき
浮世の風ぬき お世辞ぬき
南紀白浜 ホテル古賀の井

である。
ホテル古賀の井は昭和天皇が宿泊されたこともある由緒正しいホテルで、現在は湯快リゾート premium 白浜彩朝楽として営業している。
それが湯快リゾート中心の温泉ブログ誕生につながったのだ。

ここで話を戻す。
「今日と明日なら箕面観光ホテルにお1人様でも安く泊まれる」
と言っても、そう都合よく、予定が合うわけがない。
それでネットをあさっていたら、なんと湯快リゾート・白浜御苑の洋室ダブル(禁煙)が空いていたのである。
白浜御苑の洋室ダブルは、喫煙室ならお1人様でも気軽に泊まれるが、禁煙室はなかなか泊まれない。
禁煙室はカップル優先なのだ。

白浜御苑の洋室ダブル(禁煙)にお1人様で泊まれると言うのは、なかなかないことだ。
しかも、同じ白浜の湯快リゾート・ホテル千畳は、現在、プレミアム化工事中で絶賛休館中である。
このタイミングで白浜御苑に泊まれるなんて考えもしなかった。
しかし、白浜御苑の洋室ダブルのネット上の評判は必ずしもよろしくない。
「客室が狭い」
「テレビが変な出っ張り窓のところに置かれていて、落ち着いて見れない」
「洗面台もおかしい。ビショビショになって、絨毯も濡れる。掃除も大変だろうに…」
「洋室ダブルのある別館はかび臭い」
「渡り廊下を通って別館に行くのが面倒くさい」
などなど。
実は、この評判を聞いていたころから、怖いもの見たさで泊まってみたかったホテルなのである。
千畳が休館中のこの今、白浜御苑に泊まるしかない。
このチャンスを逃してはならない。

で、白浜御苑に到着しました。

この日はたまたま、正面玄関前に硫黄臭がただよっていた。
たまらんものがありますなあ。
まさに、白浜温泉に来たって感じだ。
この白浜御苑はかけ流し温泉をうたっているので、温泉には期待できる。
まずは無料カラオケをGet。
そして、白浜彩朝楽に泊まった際は、まさか温泉ブログを始めるとは思っていなかったので、外観と客室の写真は撮っていなかった。
せっかくなので、客室は無理だけど白浜彩朝楽の写真も撮っておこう。
(しれっと白浜彩朝楽のページに写真を追加していますw)

で、カラオケも終わり別館へ向かう。
なるほど、本館と別館の間の渡り廊下は動画の通りなので、動画で確認してほしい。
ショートカットゾーンを使えば、ほぼ外に出なくて行き来できそうだ。

で、別館。
確かに1階のロビー、客室前の廊下はかび臭い。
1階のロビーなんか無人なんだから、窓を開けて、換気扇か扇風機でもかけて、キンチョウリキッドでもたいておけば良いのに…。
これで少しはマシになるだろう。

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で、洋室ダブル(1~2名)【禁煙】。

白浜御苑・部屋1

なるほどなあ。
確かに2人で泊まるには厳しいかもしれない。
お1人様には充分な広さだが…。
テーブルも小さい。
しかし、ギリでノートパソコンは置けるw
テーブルは小さいが、1人なら使えなくはない。
そんなサイズだ。

洋室ダブルの洗面台は確かに再考の余地がある。
まあ、僕の場合、ビショビショにしてもお1人様だから、遠慮する相手はいないw
テレビに関しても、窓のところに置かれていると言うことだったけど、薄型テレビ万歳。
壁に掛けられていた。

白浜御苑・部屋3

改善できるところは改善しているようである。
客室からの景色。

でで、温泉。
やっぱかけ流し温泉は良いわあ。
正直、運び湯だの循環だのに比べると、白浜御苑のかけ流し温泉は実に良い。
そして、千畳と同じく緑がかっている。
さらに、顔を洗うだけでしょっぱいのが分かる。
かなりしょっぱい。
まあ、海が近いからだろうけど、ナトリウム・塩化物泉ですな、これは。。
正面玄関前にただよっていた硫黄臭と言い、かけ流しと言い、これはもう最高の温泉ではないでしょうか。
(ちあみに、正面玄関前にただよっていた硫黄臭は翌朝には消えていた。
夜に雨が降ったからかもしれないが)
志摩彩朝楽(観光地)、鳥羽彩朝楽(観光地)、下呂彩朝楽・本館(源泉が高いのでしょうか?)の温泉より、白浜御苑の温泉は良いです。
やっぱ、白浜だわあ。
湯快リゾートが白浜に力を入れる理由が分かった気がする。
もう、白浜だよお。白浜しかない。
ちなみに、男性用の深夜から朝にかけての露天風呂(女性用なら昼から夜にかけての露天風呂)は、源泉滝の付近は熱く、奥に行くほどぬるく感じました。
僕は長く入ってられる低温風呂の方が好きなので、こう言うのは入浴客が入る場所と温度を選べて良いと思います。

夕食バイキングでは、再び鍋ラーメンに挑戦。
やはり、固形燃料を使用した1人鍋をしないと締まりません。
今回は
「絶対に負けられない戦いがそこにはある」
と不退転の決意で臨んだため良いのができました。
良く火が通ってます。
と言うか、種明かしをします。
最近の湯快リゾートでは大きめの固形燃料を用意してくれていて、火力には申し分ありません。
しかし、当時の湯快リゾートでは通常サイズの固形燃料だったため、火力が不足していました。
そこで編み出されたのが、ダブルエンジン方式。
固形燃料を2つ使います。
しかし、注意が必要で、銀紙はこがさないようにすること。
銀紙をこがすと、めんどくさいです。
現在は大きめの固形燃料が用意されてるので、良い子は真似をしないでねw

深夜になると、梅雨らしく雨が降ってきました。
最上階でもないのに、めっちゃポタポタと音がするw
どうやら、昔、テレビが置かれていたであろう出っ張り窓の屋根が鳴っているようです。
出っ張り屋根、う~ん、この。
せっかくだから、この機会に本館フロントへ行ってメール会員特典の替えのバスタオルをもらっておくことにしました。
雨に濡れないように渡り廊下をショートカットコースで移動しました。
雨の日はショートカットコースを通れば、少々の雨なら大丈夫です。
屋根もありますし…。

まあ、今回はこんなとこでしょうか。
湯快リゾート名物の「しみこみミルク」(朝食バイキング)がどうとかこうとか、夕食バイキングの「わたがし」作りを動画撮影するカップルとか、書こうと思えば書けますが充分長くなりました。
わたがしの動画撮影のカップルについては、私服じゃなくせめて館内着の浴衣を着ておいて欲しかったですね、動画的に…。(←余計なお世話
まあ、そんなことはどうでも良いんです。
では…。

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