ひょんなことから、朝っぱらから風呂に行こうと決意し、やってまいりました。
有田川温泉 光の湯(鮎茶屋)です。
![鮎茶屋1](https://daifuntoki.com/wp-content/uploads/2019/02/ayujaya1-800x450.jpg)
![鮎茶屋2](https://daifuntoki.com/wp-content/uploads/2019/02/ayujaya2-800x450.jpg)
![鮎茶屋3](https://daifuntoki.com/wp-content/uploads/2019/02/ayujaya3-800x450.jpg)
![鮎茶屋4](https://daifuntoki.com/wp-content/uploads/2019/02/ayujaya4-800x450.jpg)
こちらは有田市の国道42号線沿いにあるひときわ目立つ建物にある温泉です。
温泉としてはまだ新しく、昔は温泉なしの鮎茶屋として営業しておりました。
現在は温泉ありの鮎茶屋として営業しておりますw
着いてみると温泉は11時からだとか…。
現在は10時半。
食事処も11時からだとか…。
仕方がないので写真でも撮っておきます。
ポチっとな。
ウロウロして時間を潰していたら11時になりました。
おもむろに入場します。
1番に入って行ったのはお爺さん。
お爺さんを抜かす気もないので先に入ってもらいます。
更衣室に着きました。
更衣室のロッカーは、受付でもらったカギと同じ番号のロッカーを使うシステムです。
ロッカーの場所を選べないのがちょっとイヤですね。
更衣室でお爺さんよりも早く服を脱ぎ終わったので1番風呂ゲットです。
露天風呂に出ようかと思いましたが、今は誰もいないし、体を温めてからで良いだろうと内湯で温もります。
ぬくぬく、と。
すると、更衣室で追い抜かしたお爺さんがやって来て、
「寒い。露天風呂への扉が開いている」
と言ってきます。
どうやら、僕が開けたわけでもないのに
「閉めろ」
と言ってきているようです。
「(自分で閉めろ、ジジイ)」
と内心思いましたが、爺さんの言うことを聞くことにしました。
閉めてあげます。
有田川温泉 光の湯はナトリウムー塩化物温泉とのこで、顔を洗うと薄い塩味がします。
そんなに濃くはないです。
まあ、でも、ここよりももっと塩味のしないわりと人気の宿泊施設(湯快よりお値段も高め)のナトリウムー塩化物温泉にも入ったことがあるので、そこに比べるとマシと言うことでしょうか。
既存の建物に温泉を追加したからか、浴場としては広くはありません。
全体的に狭いです。
体でも洗って出ることにします。
洗い場にはボディソープとリンス・イン・シャンプーが置かれてます。
朝一で入ったため、まだ入浴客もほとんどいません。
狭い洗い場ですから、入浴客が増える前に体を洗う作戦です。
すると、後から体を洗いに来たジジイが、すぐ隣で洗ってくれちゃいました。
普通、少しは離れて洗いますよね。
この爺さん、本当に分かりません。
まあ、この爺さんは常連で洗う場所を決めてるんでしょうね。
朝一で来てるわけですし…。
洗い場も浴場もそんなに広くはありませんし、泉質も取り立てて良いわけではなさそうなので、もう行く必要はないかな。
そんな感じの温泉でした。
まあ、これで終わるのも何ですから、もう少し書いておきます。
ここは有田川温泉と言うことですが、有田川と言うのはなかなか良い川です。
特にお墓を高野山真言宗にしている方にとってはです。
有田川を下流から上流にさかのぼって行き、高野町に入ると御殿川(おどがわ)と名前が変わります。
御殿川には御廟川(玉川)と言う川も合流します。
御廟川(玉川)は弘法大使御廟前や奥の院を流れる川です。
すなわち、有田川は、高野山真言宗の中心聖地のさらに中心から流れてきているわけです。
弘法大使空海は高野山について
「東西は竜の伏せるがごとくして、東流の水あり」(東西に竜が横たわるように、東に流れる水がある)
と言ったそうです。
東流の水と言うのは御殿川のことであり、後の有田川のことです。
高野山は竜に守られた聖地と言うわけです。
その聖地を流れた水は有田川の水と言うわけです。
橋本市やかつらぎ町の方では高野山の水を歌ってるところがありますが、有田川の方がはるかに高野山の中心から流れてきているわけです。
霊験あらたかな有田川と関わりの深い有田川温泉 光の湯(鮎茶屋)。
ちなみに鮎茶屋では、鵜飼いが有田川で鮎を取るイベントを行っていました。
平成25年に休止するまで行っていたと言うのですから、まだ割と最近ですよ。
まあ、一度、行ってみてはいかがでしょうか。
では…