実は、本日の旅行については行くかどうか迷ってました。
僕は旅行へは基本的には平日に行き、土日に行くのは割高で大損と考えているからです。
しかし、土日が開いていると言う最悪の事態。
これはむしろ挑戦ととらえ、大損でも行くことにしました。
今回の目的地は、赤穂温泉 赤穂パークホテルです。
JR西日本には新快速と言う財布に優しい乗り物があります。
新快速にはダイレクトに「播州赤穂行き」と言うものもありますが、この時間は全て姫路行きのようです。
残念。
と言うわけで、大阪駅から新快速・姫路行きに乗り込みます。
って、絶対に座りたいから一番前で並んでたのにガキに割り込まれたw
むむむ、許せん。
と思っていたら、大阪駅で予想以上に降りたのか、座れました。
土曜日なので、乗客が少ないのでしょうか?
大阪駅を発車した新快速が、尼崎に停車した後、芦屋に停車。
「昔は芦屋に止まらなかったのになあ」
と停車駅が増えたことに複雑な思いです。
そうこう言ってるうちに姫路に到着です。
僕たちの乗っていた電車は姫路駅の7・8番ホームに到着しました。
しかし、大阪方面行きの止まる5・6番ホームは面白いことになっているようです。
5・6番ホームには兵庫県警の制服を着た警察官数名と数名の男子高校生が話をしております。
そして、ショボくれたお爺さんが事態を見守ります。
結局、男子高校生らとの話が終わった警察官が、ショボくれたお爺さんを連れて改札の方に去って行きました。
お爺さん、何やったんやw
そうこうしているうちに、やっと播州赤穂行きの普通電車が到着しました。
これで、播州赤穂駅に行けます。
播州赤穂行きの普通電車は相生駅で山陽本線と分岐し、赤穂線に入ります。
この赤穂線には真偽不明ながら根強く語り継がれている説があります。
大昔に国鉄が山陽本線のスピードアップのために赤穂線に大幅な設備投資をしようとした、と言う説です。
この説によるとスピードアップした赤穂線が山陽本線の新本線になるはずでした。
しかし、意識の高い地元住民に土地の値段を引き上げられた国鉄はすっかりやる気をなくし、気が付けば山陽本線の整備が進んでいた、と言うものです。
現在でも、姫路・岡山間は山陽本線だけでも行けますし、途中、赤穂線を経由しても行けます。
山陽本線は完全複線化されましたが、赤穂線は単線のままです。
前段階にその話を聞いていたため、赤穂線は楽しみにしていました。
未完の高速化路線とは、どのようなものか?って。
実際に乗ってみると、相生駅から赤穂線に入ると、明らかにスピードが違います。
速いのです。
そして、トンネルが多い。
「うおお、これは速い」
ボロいから速く感じるのか、心がウキウキしてきます。
結局、終点の播州赤穂まで、ずっと速かったです。
単線のため電車が増えると、途端に遅くなるでしょうが、これは良い高速化路線(未完)ですね。
山陽本線と再合流する東岡山までどんな感じか気になるところです。
そんなわけで、播州赤穂駅に到着しました。
播州赤穂駅では「赤穂線、開業70周年」を祝っていました。
山陽本線になり損ねた説を聞いている身としては、複雑な気持ちにさせられますねw
ホテルに迎えのバスが出せないか聞いてみます。
すると、
「無料送迎バスの予約は12時までです」
とのこと。
この12時と言うのが正午のことなのか、深夜0時のことなのか分かりませんが、歩いてホテルに向かうことにしました。
歩きで荷物も多いため、携帯のナビに頼り切らず、ざっくりとホテルに向かってます。
すると、偶然にも赤穂八幡宮に到着しました。
赤穂と言えば赤穂浪士もあるし、なんか由緒正しそうです。
(赤穂浪士関連は、赤穂城跡、赤穂大石神社に行くのが良いです)
試しにおみくじを引いてみると大吉。
これは幸先良さそうです。
ん?あのババア、何しに来たんや。
駐車禁止区域に車止めて、天罰が下るぞ。
わいは大吉やったけどなw
ってなわけで、途中、偶然にも赤穂八幡宮によることになりましたが、炎天下の中、延々と歩き続けまして、ようやく赤穂パークホテルに到着です。
んでもって、チェックイン。
部屋は、☆禁煙☆シングル(19平米)です。
部屋からの景色です。
ホテルに着いたので、温泉にでも入りましょう。
JR播州赤穂駅から赤穂八幡宮経由で、延々と炎天下を歩いてきたので、さっぱりしたいのです。
ってなわけで、大浴場。
かなり、狭いです。
一応、内湯と露天風呂がありますが、どちらもかなり狭い様子。
部屋には部屋風呂がありましたが、温泉目当てで泊ってる方もいるでしょうから、この狭さはキツいですね。
泉質は、カルシウム・ナトリウム-塩化物泉とのこと。
赤穂には大昔から塩田が多くあるらしく、「赤穂の塩」は特産品となっているようです。
それゆえか、泉質も、濃いナトリウム・塩化物泉となっているようです。
しかし、天然塩とは言え、塩は塩。
にがり成分(不純物?)が少ないようです。
食塩としては使えないぐらい、むしろ塩味のお菓子ぐらいの雑味が欲しいところ。
濃くて良いナトリウム・塩化物泉なのですが、そう思ってしまいました。
と言うのも、1度きりしか行ってない湯快リゾートの恵那峡国際ホテルのナトリウム・塩化物泉が良すぎて、それが忘れられないのです。
まあ、それでも濃くて良いナトリウム・塩化物泉なのですから、この狭さが一番の問題ですけどねw
温泉も終わったので夕食です。
カキの大行列やあw
カキのコキールです。
旬魚とカキの陶板焼きです。
カキ入りの茶碗蒸しです。
播州そうめん入りカキの味噌鍋です。
みそ汁の代わりにもなっています。
カキフライです。
スイーツですねw
予約を取った後で気づいたのですが、赤穂パークホテルは結構安いホテルとして知られているようです。
しかし、僕が土日に宿泊するので、高いのかと思い、大損だと思って、頭に来ていました。
土日に旅行に行けるぐらいの空きを作る、と言うこの根性の悪さみたいなものが許せなかったのです。
まあ、この根性の悪さは到底許せませんし、許すべきでもありませんが…。
しかし、これだけ大きなカキが大量に出てくると、カキ好きとしては喜ばしいところですね。
来て良かったと思える良い夕食です。
ちなみに大損と言えば、和歌山の湯快リゾートも1人で泊るにはアホみたいに高くなってて、大損ですね。
知人も
「湯快リゾートって安いのが売りだったんと違うん?」
と言ってました。
やっぱり、湯快リゾートは、加賀温泉郷と隣接するあわら温泉に10館も持ってるんで整理すべきだったんですよ。
例えば、不人気館は土日だけ営業、人気館でも平日の半分は休むとかね。
コロナ前でも、加賀温泉郷に向かう湯快バスはガラガラでしたから、休みまくりでちょうど良いと思います。
湯快リゾートには、人気館の新規取得と、不人気館の放出が必要だと思いますね。
真の人気館にしわ寄せが来すぎです。
夕食後は中華タブレットでマンガを読んだり、狭いながらも温泉に行ったりのんびり。
恒例の夜食も食べます。
翌日の朝食。
全部食べても少ないです。
朝食も終盤まで進んだところで、隣の席から会話が聞こえてきました。
なんでも、
「ごはんとみそ汁はお替り自由」
とのこと。
それを先にこっちに言え、と思うと、腹が立ってきましたw
翌朝も温泉に入りましたが、こちらは男女の入れ替えなしでした。
いよいよ、チェックアウトです。
帰りは無料送迎バスで播州赤穂駅まで送ってもらいます。
行きは歩きましたが、帰りはそうは行きませんよw
ちなみに播州赤穂駅だけでなく、赤穂城跡で降りることもできます。
ってなわけで、播州赤穂駅に到着しました。
まもなく姫路行きの普通電車が出発しますが、兵庫県の発行する「ふるさと応援旅クーポン」(地域GoToクーポン)を使うために、イオン赤穂店まで歩いて向かいます。
すると、ビックリ。
イオン赤穂店では、兵庫県の発行する地域GoToクーポンが使えないとのこと。
謀ったな(はかったな)。謀ったな、孔明!!
ってなわけで、何も買わずに播州赤穂駅まで戻り、1本遅らせた電車で姫路に向かいます。
姫路行きの電車は相変わらず赤穂線の単線を軽快に走り、相生駅で山陽本線に合流。
山陽本線に合流してからは、気持ちゆっくりと姫路に向かいます。
で、姫路に到着。
しかし、ここで、良いクーポンの使用先を発見しました。
いきなり!ステーキ姫路駅前店です。
これまた、日曜昼のいきなり!ステーキとか絶対に来ないシチュエーション。
メリットが薄くなったとは言え、いきなり!ステーキは平日昼に行くところです。
日曜日だからか、それとも姫路だからか、普通にコンボ450がある。
日曜だけど、ランチセットを付けて頼んでみました。
ランチのビーフスープに肉どころか具が全然入ってませんが、これはよくあることなので、ここではスルーしますw
ここで大きな違和感に遭遇しました。
ホットステーキソースがない。
店員に尋ねてみると、この辛口と書かれた小さな容器に入った冷たいソースがホットステーキソースの代わりなのだとか。
かけてみます。
入っている容器がポットでなくても、例え容器が小さくても、変わらず「すき焼き」のようにソースをかけてみます。
ごらんなさい、湯気が立ってない。
冷たそうです。
ここで、先月、大阪市内のいきなり!ステーキで頼んだ、平日のランチセット付きのコンボ400の画像がありますから載せてみます。
あ、こっちもかけたのはホットステーキソースながら湯気立ってないわw
ちなみに大阪市内の店舗のはコーンを追加しています。
できるのかできないのかさっぱり分からないオニオンと言ってやろうと思ってましたが、そんなこともすっかり忘れて、普通にコーンを追加してしましたw
あと、今更ながら触れてみますけど、姫路駅前店のごはんの容器は初めて見ましたね。
ってなわけで、本日はここまで。
では…