はよ~ん。
今日は青春18きっぷを使い熱海まで行きます。
まずは、大阪から新快速・米原行きに乗り、京都、大津、彦根を越えて米原へ。
米原から普通・大垣行きに乗り大垣へ。
大垣から快速・豊橋行きに乗り、岐阜、名古屋を越えて豊橋へ。
どうでも良いことですがJR東海の普通・快速用の座席はイスが浅くて座り心地が悪いですねw
深くできなかったんでしょうかね?
って言うか、電車のイスに浅いとか深いとかあるとは思いませんでした。
行ってみなければ分からないことってあるんですね。
快速で豊橋に着き、駅ビルでラーメンを食べた後は「魔の静岡」ではなく、必殺の新幹線こだまを使い熱海まで一気に行きます。
やはり、締めるとこは締める、緩めるとこは緩める、ですよね。
こだまって新幹線の中では各停なので、ほぼ全駅でのぞみに抜かされるんですね。
これも知りませんでした。
熱海駅からは伊東園の送迎バスに乗って、ホテル大野屋に到着。
外から見ると、そこはかとなくボロっちい感じがして、
「(これが伊東園クオリティかあ)」
と思わず思っちゃいました。
ホテル大野屋はルパン三世パート2以降、ルパンの音楽を担当している大野雄二氏の実家が創業したホテル。
また、スタジオジブリの高畑勲監督作品「おもひでぽろぽろ」でも、主人公のタエ子が幼少期に夏休みの家族旅行で泊まってます。
大野雄二氏は宮崎駿監督作品の「ルパン三世~カリオストロの城~」でも音楽を担当していますので、両監督とはうっすらと縁がある感じなのですかね。
ホテル大野屋について調べてみると、
2010年11月、株式会社大野屋本店が静岡地裁に民事再生法の適用を申請。
一方、翌12月には債権者側が東京地裁に会社更生法の適用を申請。
すったもんだの挙句、営業を継続したまま、伊東園ホテルグループに入ったようですね。
伊東園と言うのは日本の格安温泉ホテルのはしりみたいなところがありまして、
資本関係はないようですが、気持ち的には伊東園の弟分として湯快リゾートが誕生しました。
大江戸温泉物語のホテル事業の立ち上げに、湯快リゾートの元料理人が関係しているそうですから、( ← 関係が薄いw ソースは2ちゃんw)
伊東園 → 湯快 → 大江戸
と言う流れが成立してるようですね。
ただ、格安温泉ホテルの中でも特に安い「おおるり」については、それよりもはるかに前、少なくとも昭和の時代から格安温泉ホテルとして営業しているみたいです。
大野屋はワンランク上の伊東園リゾートになっており、他の伊東園ホテルズよりも格上。
ちなみに大野屋のすぐ近くにあるウオミサキホテルは伊東園ホテルズであり、大野屋より格下となりますw
伊東園は夕食バイキング時のアルコール飲み放題が標準で付けられており、そのため他のサービスは湯快リゾートよりも劣っているように思います。
例えば、そこはかとなくボロっちく見える外観についても、湯快リゾートなら手を加えるでしょう。
大野屋はリゾート館(湯快で言うところのプレミアム館)なのですから、それは当然なことです。
そして、今回の記事の流れ的に考えても、割と厳しめな指摘が続きますよw
ってなわけでチェックイン。
今話題のGo Toキャンペーンについてフロントで問い合わせたところ
「Go Toキャンペーンには対応していない。
宿泊証明書が欲しいならやるから自分で還付申請してください」
みたいな感じでした。
正直、この問い合わせには辟易としているように見えました。
でも、ホームページだとGo Toキャンペーンに対応と謳ってますから仕方がないですね。
ところで、伊東園ホテルズは、テレビやラジオが旅行に対してネガキャンを展開しているのに、どうしてCMを放送するのでしょうかね?
今はマスコミが明らかに旅行業界に敵対しているわけですから、そう言うところに金をくれてやる必要はないと思うのですよ。
CMはすぐさまやめるべきですね。
金の使い方を間違ってます。
余計なことをはさみつつ部屋です。
部屋は和室10畳 眺望【難】。
あらやだ、眺望が難な上、禁煙室でもないのね。
まあ、まだ和室な分、マシかw
伊東園は温泉のない彦根ビューホテル以外来たことがないから、この際、喫煙室でも気にせず楽しもう。
写真には撮ってなさそうですが、お菓子は、テーブルの上に「炙り焼きあじ」と「大野屋謹製・瑞雲(最中のようなもの)」、冷蔵庫の中に「ニューサマーオレンジゼリーきらら」の合計3点がありました。
次に部屋からの景色です。
実は、下でガタガタと解体工事をしていて、部屋にいてもうるさかったです。
夕方5時ぐらいまで解体工事は続くのでしょうかね?
大野屋では客室内のWiFiが整備されていないようです。
湯快リゾートならレギュラー館も含めて標準搭載のサービスなので残念ですね。
次はカラオケです。
カラオケについてフロントで聞いてみると、
「カラオケはスナックはやってないが、ボックスならやっている」
と言うことでした。
伊東園は湯快と違いカラオケはスナックが多めなイメージでしたが、ここ大野屋ではカラオケボックスもたっぷり8部屋ある模様。
まあ、無料4部屋、有料4部屋と分かれているようですが、誰も歌っていない様子。
そのためか、僕が案内されたのは有料側(?)の部屋でした。
施設案内によるとカラオケボックスは1回90分とのことでしたが、コロナのためか60分とのこと。
湯快と違い清掃時間は分かりませんが、取りあえず1回60分でした。
で、フロントで案内されたように有料側(?)のカラオケボックスに行ってみると4部屋全ての扉が開放状態。
換気してるのが分かるのと共に、誰も歌っていないことも分かります。
カラオケ使用後も扉は開放状態で退室する旨、室内に書かれています。
カラオケの機種は湯快のジョイサウンドf1と違い、ライブダム・ゴールドエディション。
ゴールドエディションとは言うもののライブダムを金色の箱に納めただけの機種ですねw
でも、タブレットは付いてます。
今度は温泉です。
「おもひでぽろぽろ」でも幼少期のタエ子が入浴したローマ風呂です。
ローマ風呂は広さが約250畳、最大約300人が入れると言う巨大風呂。
しかし、ここで、ついに、と言うか、ついに、ついに、この大噴湯記のマスコットキャラクターとして温めていた「湯うすけくん」と「湯かりちゃん」が登場してしまいました。
はじめ、湯うすけくんと湯かりちゃんは裏ローマの方で入浴していましたが、表ローマの方に来て、泳ぎだしてしまいましたw
そりゃもう、プールのように。
プール、プール。プール、プールw
ローマ風呂広いですからね。
ちなみに泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物温泉だそうです。
海の近くの温泉らしい泉質ですね。
ローマ風呂と花のお風呂は男女入れ替え制になっており、片方が男湯の場合は、もう片方は女湯になっております。
ってなわけで、次は花のお風呂。
ここはローマ風呂と比べると大変小さいお風呂で、一般的な温泉ホテルの大浴場と比較しても小さいです。
ローマ風呂との格差がスゴい。
そして、体がチクチクと痛い。
浴槽のフチ等が劣化していて、そこに触れるとチクチクするんですよね。
調べるてみると、大野屋はコロナ休業中にローマ風呂の改装工事をしており、もしかしたら、その工事がなかったら、ローマ風呂もチクチクしたんでしょうか?
伊東園のリゾート館って湯快と比べると随分とレベルが低そうですね。
それだけ標準で付いてるアルコール飲み放題に経営資源を持ってかれてるのでしょうね。
あんまり良くないですね。
また、貸切家族風呂の人魚にも入りましたが、こちらも体がチクチク痛かったです。
ちょっと改装してくださいよw
露天風呂の方は熱海湾が見えるお風呂で、こちらはチクチクした記憶はないですね。
温泉にも入りましたし、浴衣と丹前に着替えました。
しかしこの丹前、ポケットがないんですねえ。
丹前のポケットには部屋の鍵や、スマホとかを入れて持ち歩くんですが、伊東園の丹前はポケットがないので不便ですねえ。
これはいただけませんよ。
次は夕食バイキングですよ。
通常90分のところを70分に短縮しての夕食バイキングです。
湯快が一度、弁当を導入し、すぐに「あんしんバイキング」に切り替えた迷走を見せたのとは違い、伊東園は始めからバイキングしか考えてませんでしたってぐらい堂々たるバイキングでした。
料理を取る際は、マスク着用、ビニール手袋着用、これだけすれば良い、みたいな。
おそらくバイキング会場には湯快と同じく、コロナ前からアルコール除菌スプレーを完備してたでしょうからね。
大野屋で食べた夜食です。
翌朝の朝食バイキング。
おそらく朝食だったと思うのですが、「海鮮丼の素」なるものがあったんですが「イカの塩辛」と「イカともずく」の2皿しかないんですよね。
「(これのどこが海鮮丼だあ)」カポーン。
みたいなw
湯快と違い、「伊東園の餌は早い者勝ち」みたいなことも言われてるけど、ここはリゾート館ですからね。
通常館みたいに補充がないってことはさすがにないと思うんだけど…w
ちなみに餌(えさ)と言うのは伊東園のバイキングがショボいことから来る自虐的表現として一部の酒飲み(?)の間で定着しているようです。
ってなわけでチェックアウト。
チェックイン時に聞いた宿泊証明書のことをあらためて聞くと、
「明細書付き領収書が宿泊証明書を兼ねる」
とのこと。
Go Toキャンペーンの還付申請には明細書付き領収書と宿泊証明書の2通が必要なことから、これでは明らかに足りてません。
まだ、還付申請が始まっていないこともあり、取りあえず黙って帰りました。
帰りも送迎バスで熱海駅まで行き、そこから豊橋まで新幹線こだま。
豊橋から大垣まではイスが浅い快速、大垣からもまたイスの浅い普通へ乗り米原へ。
米原からはJR西日本のイスの深い新快速で一気に大阪です。
今までイスの深さなんて気にしたことがなかったですが、JR東海に
「そこも差別化要素なんやで」
と教えられた気がします、逆の意味で…。
ってなわけで帰宅です。
楽しかったです。
ばっははーい。
と終わりたいところですが、翌月の中旬、Go Toキャンペーンの還付申請が始まりました。
大野屋に電話します。
「Go Toキャンペーンの還付申請には宿泊証明書と明細書付き領収書の2つが必要なのに、宿泊証明書をもらっていない」と言いました。
すると、
「当ホテルでは今でも宿泊証明書を渡していません。
本当にGo Toキャンペーン事務局が宿泊証明書がいると言ったのですか?」
とのことでした。
なので、僕は
「Go Toキャンペーン事務局には問い合わせていないが、事務局のホームページに宿泊証明書が必要だと明記している」
と答えました。
しかし、この話が本当だと、Go Toキャンペーン事務局で少なくとも大野屋の宿泊者の申請が滞って問題になるはずだから、これはこれで申請しよう、と思い申請しました。
Go Toキャンペーン事務局も大変だなあ、と思い、還付されるのを待ちます。
では…