ハロー。
突然の朝っぱらからの電車の運転見合わせにより、湯快バスに乗れずに自分の車で金波荘まで来たことは、前回の記事で書いた。
北陸自動車道は制限速度が80キロの区間と100キロの区間が混在しており、これからの季節は積雪も考えられるため注意が必要だぞ。
冬の北陸をなめたらダメだからな。
でで、無事、金波荘までついた僕は、チェックインを済ませ、カラオケを確保する。
まあ、無事だったのか、無事じゃなかったのか、個人的には判断しかねるがな。
湯快バスに乗れてないし…。
しかし、このカラオケルームにも試練が待ち構えていたのだ。
それは、マイクの電池切れである。
1つのマイクは完全にバッテリーが上がってしまっている。
もう1つのマイクも赤ランプじゃなく緑ランプが点く状態で声を拾ってくれない。
これじゃあ、話にならないので、フロントまで戻り、苦情を入れる。
ホテルのスタッフの方は、仕方がないので部屋を変えるように勧めてくる。
しかし、禁煙室は空いていないため喫煙室だ。
いろいろあって、意識が高まっているのもあり、
「ええ?禁煙室が良いわあ」
と本音を言ってしまう。
でも仕方がないので、喫煙室で了承した。
その喫煙室も2つの灰皿にタバコが山盛りに積まれていた。
清掃時間に何をやっていたんだ?
かなりヒドい状態である。
スタッフの方も見かねて
「やっぱり禁煙室が良いですか?」
と聞いてきたが、無理なものを勧められても困る。
灰皿は持ち帰っていただき、この部屋で了承した。
で、歌を歌おうとすると曲の途中からマイクが音を拾っていないことに気付いた。
今度は赤ランプが点いているが、心なしか弱々しくピンクに見える。
もう、1つの予備のマイクを使うと、こちらのマイクは、無事90分もってくれた。
禁煙室のマイクと合わせると、
1本は完全にバッテリー切れ、1本は緑ランプで使用不可、
さらにもう1本は赤ランプ(ピンク?)だが使用不可。
最後の1本だけは問題なく使えた。
金波荘のカラオケルームは意識が低そうだ。
金波荘のカラオケルームには他にも面白いことがあった。
エアコンだ。
集中管理のエアコンがある部屋と、エアコンなしの部屋がある。
集中管理の部屋は微弱な冷風が激静音で出ており、正直暑かった。
エアコンなしの部屋には扇風機が置かれていた。
元々は1つの大部屋があり、その大部屋の一部を区切ってカラオケルームにしたのだろう。
そのため一部の部屋には集中管理のエアコンが付いているのだと思う。
まあ、全部屋に家庭用のエアコンをつけるべきだと思うが…。
暑いしね。
まあだが、カラオケも湯快リゾートの楽しみの1つなので、無料時間、そしてメール会員特典の有料時間1時間無料を使い、フルに利用させていただいた。
カラオケの次は客室だ。
金波荘の客室はこんな感じである。
僕は越之湯の火災のため金波荘に振り替えられてきた客だ。
電話では越之湯担当から最大5名まで泊まれる和室を用意してくれていると聞いていた。
と言うことは、この部屋が金波荘の和室(3~5名)【禁煙】である確率が高い。
正直、和室(1~3名)【禁煙】ではないかと疑ったが、金波荘には1~2名用の和室はあるものの、1~3名用の和室はなさそうである。
電話で越之湯担当が言った通り、最大5名の和室のようだ。
実際、お布団が1つ敷かれており、押入れの中には3つ収納されていた。
まあ、1つ足りないが、5人用の和室なのだろう。
壁などは年期を感じさせるが、キンチョウリキッドが置かれている点は好感が持てた。
また、妙に玄関が広いのもポイントの1つだ。
そのスペースを部屋に回せれば良かったのに、と思ってしまう。
金波荘の客室からは海も見える。
加賀屋だって見える。
夕食時には、カメラマンが写真を撮っていた。
夕食バイキング時に写真を撮って、朝食バイキングの時にその写真を宿泊客に売ろうと言う作戦だ。
僕も以前、ラスベガスのホテルに泊まった時、その商売を見かけたことがあるため、すぐに理解できた。
金波荘では僕は1人客なため写真は撮られなかった。
朝食バイキング時には、レストランの前に写真が並べられており商売していた。
なお、このカメラマンは足をケガしており、松葉杖なのが気になった。
ちなみに、ラスベガスでは写真を撮って行ったのはバニーガールだった。
この時、僕たちも写真を撮られたため、
「ぼったくられる。ぼったくられる」
と友人がおびえていたw
何しろ相手は英語なので何を言っているのか分からない。
さらにアメリカ様にビビっていたのだろう。
翌朝、別の友人が元バニーガールの女性に断っていた。
って言うか何を話していたか、英語なので理解できなかったw
女性の裏に屈強な男がいなかったので助かった。
この冬の湯快リゾートでは、前の冬のような追加料金なしでの「本ズワイガニまるごと食べ放題」は実施していない。
税別で4,480円を追加しての「本ズワイガニ食べ放題付プラン」か、同2,480円を追加しての「本ズワイガニ丸ごと1杯付プラン」しかない。
追加料金なしで、丸ごと何杯でも食べれた前の冬がウソのようだ。
その代わり、カニ飯、カニ汁(カニの味噌汁)、カニの茶わん蒸しなどは、通常バイキングでもいただけた。
って言うか、カニのオプションプランは来月からだったw
と言うことは、フライングでカニ飯などは提供してくれていたと言うことかw
固形燃料用コンロは夕食バイキングでの使用はなく、翌朝、干物用に使われていただけだった。
そのため、写真はなしだw
金波荘の風呂は大浴場と露天風呂がある。
大浴場の中には今回のリニューアルの目玉のインフィニティ風呂もある。
露天風呂は大変熱かったのに対し、インフィニティ風呂はぬるめで心地よかった。
インフィニティ風呂から見える加賀屋は話し相手にちょうど良い(意味不明)。
夜に無人のインフィニティ風呂で加賀屋に向かって今朝のことを愚痴っていた。
また、
「加賀屋さん、あんたんとこにインフィニティ風呂はあるんかい?
ゲームコーナーはあるんかい?
カラオケはあるんかい?」
と独り言で話しかけるのも、無人のインフィニティ風呂では良いかもしれない。
このインフィニティ風呂では加賀屋は良い話し相手になる。
また、僕は20年ほど前に父と一緒に加賀屋に泊っている。
父の会社の福利厚生プランで加賀屋に宿泊したのだ。
玄関から入った先は日本の旅館としては楽しげな雰囲気を出してはいたが、ラスベガスのホテルに宿泊した身としては、「楽しげな雰囲気」以上のものはなかった。
懐石料理も、いろいろ出ては来るが、終盤にご飯とみそ汁と漬物だけ持って来られても
「(飯は先に持って来いよ)」
としか思えなかった。
僕は懐石には向いていないのだ。
ちなみに金波荘にも加賀屋ほどではないが楽しげな雰囲気を出しているコーナーがある。
翌朝に金波荘の周辺を歩いてみる。
すぐ近くに加賀屋もある。
周辺の景色。
加賀屋に掲げられた広告。
金澤黄金伝説「金のバウム」にあまり触手が動かないのは、湯快リゾート名物「大きな輪っかのしみこみミルク」を食べ慣れたせいか。
「しみこみミルク」を家で食べたいと思うことはあっても「金のバウム」をわざわざ買ってまで食べる気にはなれないな。
では