湯快リゾート越之湯の火災から金波荘にたどり着くまで

湯快リゾート越之湯の火災から金波荘にたどり着くまで

始めは4分遅れだった。
某駅での電光掲示板の文言である。
次に自動音声で3分遅れとアナウンスされた。
そして、運転見合わせと発表された。

こんにちは、ソニックです。
今回はタイトル通り
1:越之湯の火災
から
2:金波荘にたどり着くまで
の顛末を書きたいと思います。

4月に伊勢神宮に参拝(志摩彩朝楽と鳥羽彩朝楽の計2泊の旅)して来ましたが、
秋には熊野三山詣でを計画していました。
宿泊予定宿は湯快リゾート 越之湯。
しかし、8月に越之湯は火災を起こしてしまい、秋の宿泊は不可能となりました。
実はこの時、すでに10月に予約を入れていました。
猛暑だったため、中旬と下旬の2泊(1方は気候を見てキャンセルする予定でした)。
ちなみに和室(1~3名)【禁煙】です。
しかし、越之湯が火事になってしまい、湯快リゾートからはお詫びの手紙が…。

火災発生に関するお詫びとお知らせ

火災発生に関するお詫びとお知らせ・縦

さらに、湯快リゾートの越之湯担当を名乗る人物から、僕の携帯には電話がかかってくるようになっていました。
担当が言うには「湯快リゾートの他の宿に変更してくれ」です。
この頃にはすでに参拝したことのある熊野三山よりも忘帰洞(海辺の洞窟風呂)やホテル中の島の露天風呂に興味が移っており、
越之湯のある南紀勝浦温泉には大変期待しておりました。
はい、夏休みの特集番組で「勝浦の絶品スイーツ」とか言われ、それを見てたら、千葉県勝浦市の話だと分かり、
「関東のローカルスイーツ特集を関西圏で放送すなああああああ」
と軽く突っ込みを入れるぐらいには期待していました。
それが火事で宿泊できないとのことです。
そして、他の湯快リゾートの宿に変更してくれ、と来たもんです。
さらに
「越之湯と同じプレミアム館なら、越之湯と一緒にプレミアムになったホテル千畳がありますよ
〇〇さん、住所が和歌山県ですから千畳でどうです?」
と来たもんです。
「(バカ野郎!
プレミアム千畳は来る冬の『本ズワイガニまるごと食べ放題』に取っておくに決まってるじゃないか!
カニが始まる前に白浜に宿泊してどうする?)」
と心の中で叫んでしまいました。
そのため、返事はいったん保留し、次回再び電話で話すことにしました。

次の電話では、私の方から提案させてもらいました。
それは「勝浦にある他のホテルを紹介していただくか、金波荘にバス無料で行きたい」
と言うものです。
金波荘を打ち出したときの担当の食いつきは異常で、瞬く間に「金波荘にバス無料」で決着しました。
そして、10月中旬の越之湯の予約はキャンセルになり、下旬の予約は金波荘にバス無料に変更されました。
(この時はまだ8月で暑かったからですから、10月下旬を選びました)
しかし、あまりに一瞬で決まってしまったため不安になり、再度確認の電話を入れました。
その結果、バスは行きも帰りも京都発着(和歌山県民は新大阪よりも京都の方が長寝ができる。新快速がバスより速いから)、
部屋は最大5名まで泊まれる和室【禁煙】で、価格はレギュラー館の8,100円。(プレミアム価格ではない)
と予約の詳細を確認できました。
これなら満足です。
今年は9月に豪雨災害が続き、政府も特定の条件を満たした旅行客に補助金を出すなどの経済政策(ふっこう周遊割)を繰り出す中、湯快リゾートも「湯快な旅マガジン(メールマガジン)」にて、10月11月12月はバス無料のキャンペーンを打ち出しました。
それでも、
「(なに、1人でも5人部屋を用意してくれると言ってるんだ、気にすまい)」
と金波荘宿泊の日を心待ちにしていました。

そしていよいよ、金波荘宿泊の日。
私は某駅にいました。
実は、何時の電車に乗るかで悩みました。
関西圏の電車は割と遅れるのです。
実は、10月の金波荘だけでなく、11月12月もバス無料を利用し湯快リゾートを攻める予定なので、余裕を持って行かないとその内ダイヤの乱れに巻き込まれます。
「余裕を持って行く」と、湯快リゾート攻略の方針を決めました。
で、駅に着くと始めは4分遅れと電光掲示板に表示されていました。
たいした遅れではありません。
次に自動音声で3分遅れとアナウンスされました。
問題ないでしょう。
それでも老夫婦が駅員に詰め寄ってます。
なんでも、乗換駅での乗り換え時間が4分しかないとのこと。
「遅れが4分であっても3分であっても乗り換えに間に合わない」
とのことです。
この老夫婦はツアーに参加しているらしく、変更は効かないようです。
これは死活問題です。
駅員は無線を聞きに行ったのか、席を外してしまいました。
老夫婦はツアーの出欠自体を悩んでます。
遅れて電車で行っても乗り換えられないなら意味がないと言うのです。
困ったものです。
さらに
「現在、〇〇〇は運転を見合わせています。
復旧には長時間かかる可能性もあります」
とアナウンスされました。
数分の遅れが、深刻な運転見合わせに変更されていました。
これには僕も黙ってられません。
「長時間とは2時間3時間もあり得ると言うことか?」
と駅員に問いました。
すると
「そうです」
とのことです。
これでは話になりません。
すると見ず知らずの人が3人集まって、即席のグループを作っていました。
途中まで「タクシーで行く」と言うのです。
僕もその作戦に混ぜてもらうことにしました。
駅前のタクシー会社に電話しても電話に出ません。
しかし、駅からでもタクシーの事務所に人がいることが確認できました。
電話に出ないなら、直接行って聞くまでです。
すると、
「この時間はタクシーは捕まらない」
と言われました。
全く、話になりません。
電車もダメ、タクシーもダメとなってしまい、八方ふさがりです。
「わしは帰る」
と老人は言い、即席のグループも解散してしまいました。
僕は最後の望みで自分の車に賭けました。
しかし、適当な駅で翌日夜まで車が置け、なおかつ確実に湯快バスに間に合うと言う条件を探すのは難しいです。
仕方がないからなし崩し的に第二阪和国道へ。
りんくうタウンから南海の空港急行に乗ると目標を立てましたが、平日の日中のダイヤも分からないのに、平日朝の南海のダイヤが分かるはずもありません。
微妙に無理っぽい気がします。
運転見合わせをすぐにアナウンスしてくれれば、りんくうタウンには間に合った可能性が充分あるだけに悔やまれます。
その後、久しぶりに阪神高速湾岸線に乗るもすぐに渋滞につかまり、臨海線に脱出。
高速代の無駄遣いです。
臨海線から国道26号に移り、大阪市内に入りました。
このとき、もう、湯快バスの乗車時間に間に合うのは絶望的でした。
コンビニで車を停め湯快リゾートの北陸予約センターに電話を入れます。
「申し訳ありません。バスの乗車時間に間に合いそうにありません。
金波荘には自分の車で向かいます。
本当に申し訳ありませんでした」
と。
鉄道会社の責任にしたいところですが湯快リゾートにそれは通用しません。
自分が悪いと平謝りしました。
もはや、土下座の想いです。
湯快の電話担当者も突然の平謝りに動揺が隠せないようでした。
その上で、
「電話をしてくれてありがとうございました。
バスの運転手には伝えておきます」
と言ってくれました。
そして、「金波荘には行く」と誤解がないよう伝え(と言うか確認され)、電話を終えました。
そうです。
キャンセルするのは行きと帰りのバスだけで金波荘自体の予約は残してもらわないといけないのです。
1人でも5人部屋を用意してくれた、越之湯担当の努力を無駄にしてはなりません。
国道26号を北上し、大阪駅前に出ました。
新御堂に乗るため東へ向かいます。
阪急前を通り先日泊まったホテル イルモンテが近づいてきます。
ここまで、カーナビを使いましたが、カーナビは本当に役立たずでイヤになります。
阪和自動車道や近畿自動車道が大好きなのです。
僕が通って来たのは第二阪和国道、阪神高速湾岸線、臨海線、国道26号です。
僕はもう、カーナビを無視することにしました。
そしたら、あら不思議、新御堂から新大阪駅に入ってしまいました。
もう、新大阪駅には用はないんです。
やはり、カーナビは重要ですw
新御堂を北上し、名神高速を目指します。
僕は本当は第二京阪道路の方が好きなのですが、今日はもうメチャクチャです。
湯快バスのケツを追います。
名神高速に入り京都を超えたところで異変に気付きました。
カーナビに彦根インターとか米原インターとか表示されてる。
僕は大津インターで下りました。
びわ湖の北側に高速があるはずだと思ったからです。
JR湖西線のような。
すると、湖西道路と言う無料高速がありました。
しかし、まだ未完成の半高速です。
高規格部分と下道部分があり、走り勝手が悪いです。
湯快バスにお任せするつもりだったから、滋賀県の道路事情なんか知りません。
滋賀県内で、融雪装置の点検をしているところがありました。
まだ、雪の降る時期ではなかったため助かりました。
本格的な冬に、このように何の準備もなしに北陸に行けば、路面凍結や積雪で事故って死んでしまうこともありえます。
そう言えば阪神高速のどっかで事故渋滞とか、堺線が通行止めとか電光掲示板に表示されてました。
(堺線の表示は来月から始まるリニューアル工事に伴う終日通行止めの予告でした)
敦賀インターに着きました。
北陸自動車道に乗ります。
初めての道なので、下道が長く感じました。
途中、湯快バスは止まらないであろう、小さめのパーキングエリア、それも北陸と分かるものをと思い北鯖江パーキングエリアに止まりました。

北鯖江パーキングエリア

朝食は電車の中でパンと思っていたため、本日初めての食事です。
やってられません。
で入って、
「なんだ、ただのコンビニか?」
と思ったら、食べログで話題の店だとか。

食べログ鯖江

湯快バスに乗れずに手痛い出費をしてしまいましたが、一推しの「竹田の油あげおろしそば膳」を食べないわけには行かないでしょう。
パーキングエリアでたっかいのを食べるのは気が引けるが仕方がない。
頼みました。

鯖江食券

福井県の中でも行列必須の「谷口屋のおあげ」と、福井のソウルフード「ソースカツ丼」、そして福井名物「おろしそば」の3点セットなんだとか。

竹田の油あげおろしそば膳

これは率直に感想を書くと、「谷口屋のおあげ」も別に心に響くものではなかったし、おろしそばは「うう~ん、そば」って感じだった。
問題はソースカツ丼。
これには深い感想がある。
これって、トンカツと御飯にソースをかけた丼ぶり物。
みんなもご飯にしょう油をかけて食べたことがあると思う。
卵にしろ、かつお節にしろ、しょう油をかけるよね。
でもたまに間違ってソースをかけてしまったこともあると思う。
そんな感じ。
そんな違和感の中、食べるのがソースカツ丼だね。

で、北陸自動車道に戻りました。
途中、北陸自動車道で、湯快リゾートで見覚えのある温泉地のインターを多数発見しました。
和倉温泉、本当に遠いなあw
電車が止まったおかげでどえらい出費やでw

で、金沢東インターで下り、津幡バイパス、のと里山海道と無料高速をはしごします。
途中、車で砂浜を走れる千里浜ドライブウェイなるものがありましたが、しんどいのでスルーします。
早く金波荘に行きたい。
電車でもバスでも寝れなかったからなあ。
どっちも乗れなかったから…。
そうこうしてるうちに加賀屋の前を通過。

加賀屋

金波荘に到着しました。

金波荘

早速、チェックイン。
金波荘は施設が充実してるので、カラオケを無事ゲットできました。

部屋に入って、
「(これ、和室(1~3名)【禁煙】でないかあああああああああい)」
と、部屋のサイズについて「最大5名まで泊まれる部屋」と言った越之湯担当に心の中で激しく突っ込みを入れました。

金波荘客室3

部屋の玄関は広いけど、玄関で寝るわけにいかんしねえ。
完全に騙されましたわ。
(後で分かったことですが、金波荘の宿泊プランに
和室(1~2名)【禁煙】と和室(3~5名)【禁煙】はありますが、和室(1~3名)【禁煙】はありません。
そう、この部屋は和室(3~5名)【禁煙】で間違いなさそうです。
湯快リゾートの越之湯担当に謹んでお詫び申し上げます。
で、5名の時の布団の敷き方を考えてみました。
部屋に5つ布団を敷くとテーブルを置くスペースがない。
テーブルは片付けると言うことでしょうか。
窓辺に別のテーブルが1つ置いてるし…。
部屋に布団を4つとテーブルを置くとすると、玄関の廊下に布団を1つ敷くと言うことでしょうか。
冬に凍えますから、それはないでしょう。
押入れを見てみると布団が3つ入ってました。

金波荘客室2

すでに1つ敷いてることを考えると合計4つ。
この部屋は和室(3~5名)【禁煙】の皮をかぶった和室(3~4名)【禁煙】の可能性も出てきました。
それか5名宿泊時には布団を1つ持ってきて、テーブルは押入れにでもしまうのかな?
難しいです)

夜は、自分1人しかいないしょっぼいインフィニティ風呂で
「ふざけんな、こらあ」
とちょっと大きな独り言で今朝のことを加賀屋に八つ当たりして、その日を終えました。
そう、インフィニティ風呂からは加賀屋がよく見えるのです。
(ちなみに20年前に加賀屋に宿泊したことがあります。
加賀屋も加賀屋で、評判ほどのもんじゃなかったですよ)

では…。

追記
金波荘に宿泊したら、こんな良いものを送ってきてくださいましたよ。

越之湯変更のお詫びと感謝

(よろしければ、金波荘の記事もご覧ください)

湯快リゾート 和倉温泉 金波荘

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